お国が認めるホワイト企業「安全衛生優良企業公表制度」とは

日本中に蔓延しているブラック企業。就職や転職の際にはできる限りブラック企業への入社は避けたいところですが、なかなか表面上の情報だけでは見極めるのは難しいもの。そんな労働者たちの悩みを解決する制度があるのをご存知ですか?

■日本に蔓延る数々のブラック企業

「ブラック企業」と呼ばれる言葉が世の中に浸透し出したのは、2005年頃

パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラなどの様々なハラスメントが日常化しており、精神的に病んでしまう人が増加をしている

ブラック企業、ブラックバイトという名称が一般化し、自分の会社の勤務形態についても問題意識を持つ人が増えた

■国がホワイト企業を認定する制度をご存知ですか?

労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組んでいる企業を認定し、企業名を公表するというもの

労働安全衛生規則の基準を、一定水準クリアしている企業を優良企業として認定する

厚生労働省が2015年6月1日からスタートさせた厳しい基準を全社統一でクリアしたことを条件に付与される優良企業の証

■厳しい基準をクリアした企業だけが認定をうけられる

認定には過去3年間の労働安全衛生関連の重大な法違反がないことはもちろん、労働者の健康保持増進対策、安全管理などの分野で、積極的な取組みを行っていることが必要

基準を満たした企業は、3年間の認定を受けることができ、さまざまなメリットが得られます

3年を経過する時点で引き続き認定を取得する場合には、再度申請が必要です

■企業が「安全衛生優良企業」の認定を受けるメリット

認定を受けると、認定マークを利用することができます

認定マークを自社の製品や広告などに使い「安全・健康で働きやすい職場」を広く社会に訴えることができる

認定を受けた企業名は厚生労働省のホームページで公表されます

企業としても国から「ホワイト会社」であるとお墨付きをもらえれば社内外への有効なアピールとなる

■どんな企業がこの認定を取得しているの?

■将来的にはブラック企業の選別に期待できる?

まだ認定企業は少ないものの、この制度を利用する企業が増えてくると、よりブラック企業の回避に役立ちそうです。

この制度が始まった背景としては、ブラック企業撲滅の意味合いが強い

3年以内に労働基準関連法案に抵触し、労働局等から是正勧告を受けた企業、すなわち、「ブラック企業」は、3年間はこの認定制度を利用することができません

社会問題となっているブラック企業とホワイト企業を区別する一つの指標としても注目されている

厚労省は、各都道府県の労働局を通じてハローワークや大学に広く認知させており、面接を受けに来る学生の中にはホワイトマーク取得企業なのかそうでないのかを認識し始めている学生もいる

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