部下を叱るときの12のマネジメント・スキル

「初めて部下をもった。なんか動きがにぶい…叱りたいけど、どうすればいいんだろう」。部下は、上司の叱り方ひとつで変わります。「一生、この人について行きたい!」と思わせるような、良い叱り方を身につけましょう。

▽ 叱り方のスキルを身につけよう


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チームを組んで仕事をしていこうとすれば、叱ることから逃げることはできない。

誰しも人を叱るのは嫌だが、部下や後輩の失敗を叱らなければ組織の目的を達成することが難しくなる。また「ここを伸ばせばもっと伸びるよ」と諭すことも上司の義務である。

注意、指導のできない管理職は“無に等しい”


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一度も叱ったことがない叱り上手はいません。

まずい叱り方の中から、教訓を得て、次のステージで、より効果的な叱り方ができるようになっていく。相手の反応から学ぶことによって、自分のレパートリーを広げていく。ほかの人の効果的な叱り方を見てレパートリーを広げていく。本やテレビ、映画などを見たりして、自分の叱り方のレパートリーを広げていく。そういうことが叱り方の上手になるための方法だと思います。

部下が育つ叱り方その1.「叱る目的」を持つ


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叱る目的は、部下自身に間違った言動を間違っていると認識させ、自省を促し、行動を変革してもらうことにある。

つまり、上司の叱り言葉をきっかけに、部下自身が自分の問題点に気づき、自主的に改善の努力をするように仕向けなければならない。

部下が育つ叱り方その2.叱られた人の感情を予測する


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これだけ社長を怒らせてしまったのだからもうだめだ、会社を辞めようと決心して自宅へ帰ると、お膳にご馳走が並んでいる。

奥さんに聞くと、先ほど松下社長から電話があって、今日お宅のご主人を怒ったので意気消沈して帰宅するはずだからおいしいものでも作って慰めてやってくれ、と頼まれたとのこと。それを聞いて後藤氏は、一生、松下幸之助社長について行こうと決心したそうです。

部下が育つ叱り方その3.「叱りのレベル」を明確にする


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あなたは部下のどのレベルのことを叱ろうとしているのでしょう?

部下の環境・結果レベルですか? 行動レベルですか? 能力レベルですか? 信念・価値観レベルですか? それとも人そのものですか?まずは部下のどのレベルについて叱るのか、明確にしておくことが重要です。

部下が育つ叱り方その4.人格否定はNG! 行動や結果を叱る


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人格否定でやる気度DOWN

「卑怯者!」会議で話を聞きながら頭の中で整理し、発言の機会をうかがっていたときに、このひと言。意見を言おうとしたときだっただけに、表面的な態度だけを見て責められたことにがっかりした。

部下が育つ叱り方その5.権威の力を借りず、自分の責任で叱る


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権威を傘に着て叱ると、相手は素直に指摘を受け入れません。

権力者から高いところから見下ろされて、断罪されているように感じるからです。「権威を振りかざしたり、威張りたいから叱っているのではない。叱る理由があること。自分は叱る立場にあり、叱る責任があるから、叱るのだ」という態度で叱るのです。

部下が育つ叱り方その6.すぐ叱る。短く叱る。


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あとになって「あの件だけどね・・・」と叱るのは効果が薄い。

短く叱る。言いたいことは山ほどあっても、ダラダラと説教するのは意味がない。できれば二言、三言ぐらいで。それから、叱ったらすぐその場を離れること。ニラミをきかせると逆効果。

部下が育つ叱り方その7.一貫性をもって、ひとつのことを叱る


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一貫性が大事

いくらカッコいいミッションや信条を掲げても、それだけでは何の意味もありません。繰り返し繰り返し、読む・見る・体験する・チェックをする・改善する・実践することが大事です。そうすると「褒める基準・叱る基準」が明確になります。叱るだけではなく、教えなければいけない基準も明確になります。

部下が育つ叱り方その8.他人と比較して叱らない


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上司としては、つい仕事のできるほかの人間と比較して、相手を責めてしまいがちですが、比較は何らかの尺度に基づくあくまでも一面的な見方です。

その人の一部分だけを取り上げて評価するのは、相手の可能性の過少評価につながりかねません。実際、誰かと比較して批判された人は、「私には、あの人にできないことができるのに……」と思うこともあるのではないでしょうか。こうした表現は、相手と向き合っているようで、実際には、心が向き合っていないことが多いものです。

部下が育つ叱り方その9.気持ちをぶつけて、叱る


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パソコンに向かいながら部下を叱るケース。非常に良くない。

部下から見れば、自分の方を見ないで、ついでに叱っている感じがする。自分と向き合ってくれていないように感じるのだ。それでは、部下は本気で反省をしないだろうし、今後どうすれば防げるのか、などといったことに考えは及ばないだろう。

部下が育つ叱り方その10.感情的にならず、冷静に叱る


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冷静であれば”叱る”になることが多いし、感情的になれば”怒る”と考えて良いかもしれません。

冷静に「何で怒っているのだ」、「何に対して怒っているのだ」、「怒ったことで解決することはなんだろう?」を考えることができます。

部下が育つ叱り方その11.叱ったあとの変化を見守る


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大きなミスは、本人も気付いて反省していますから、ミスの大きさは認めさせたうえで、きっちり叱り、再起を見守るようにします。

部下が育つ叱り方その12.叱る目的に合わせて、叱る場所を変える


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本人が気にしているようなら、外に呼び出す

遅刻などの明らかな本人のミスであれば、人前で叱るのも効果的ですが、本人が怒られる理由がよく分かっていて反省しているようなら、あえて人前で怒らないようにしてあげましょう。

△ 「叱る」ことで、部下を育てる


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目標になかなか到達しない「お荷物部下」を叱る場合も、「PDCAを一緒にチェックすれば修正点も見つかりやすい。

どういった相手であれ、立場や心情、行動を掘り下げて注意を促せば、叱りを単なる罰ではなく、自分自身を成長させてくれるカンフル剤と捉えてもらうことは不可能ではない。(中略)マネジャーの仕事は、チームの方向性を定め、目標に向かって部下に進んでもらうことだ。そのために、叱るという手段をうまく使っていきたい。

配属された部署にすごく厳しい上司がいた。本当に怖かった。

でも、数年経って、違う部署に異動したとき、その上司が自分を守ってくれていたということを知った。自分に厳しかったけれど、上司は上司として防波堤になってくれていたのだと分かった。だから、今は感謝している。

正しいことを言っていれば、いつか部下はこんな風に分かってくれるはずだ。

☆ 参考リンク


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みなさんの声

これいい 部下を叱るときの12のマネジメント・スキル – NAVER まとめ
matome.naver.jp/odai/213610626…

部下を叱るスキルって、子どもを叱るスキルと似てません?意外と参考になりますね。部下を叱るときの12のマネジメント・スキル – NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213610626…

部下を叱るときの12のマネジメント・スキル – NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213610626… PDCA大事ー。部下一人一人違って当然やからなかなかすんなり行くわけもなく。もっとしっかりやってあげたい。

難しいよね。>部下を叱るときの12のマネジメント・スキル – NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213610626…

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