増え続ける『下流中年』フリーターやニートのまま歳をとった人たちはどうなるのか

フリーターやニートのまま歳をとってしまった人はどうなるのでしょうか?どうすればいいのでしょうか?フリーターやニートの高齢化問題についてまとめました。

約20年の間に倍増した中年フリーター

毎日新聞は、既婚女性を除く35~54歳の非正規職員を「中年フリーター」と定義。

その数を調べたところ、中年フリーターの数は1990年代の130万人から倍増し、2015年には273万人に達したことが分かった。

しかし若年層のフリーターは減っている

34歳以下の非正規労働者の数は2003年以降減っているが、35歳以上の非正規雇用労働者は増え続けている。

氷河期世代が中年になったのだ

氷河期世代が非正規のまま年齢を重ねて、中年の年代に差し掛かっていることが背景にある

「新卒一括採用」が主体の日本では、就職時に非正規雇用になると中途で正社員に転換することがなかなか難しい

フリーターを続けることのデメリット

新卒の頃には、正社員も給料が安いから差はない。まあ、ボーナスの有無によっては結構違ってくるけど。

これが30歳になる頃には、正社員とフリーターじゃ明らかに収入が違ってくる。

定年までフリーターで働くのと正社員として働くのでは、総所得が数千万~億も違ってきます。

収入が少ないので貯金もできなければ傷害保険などに入ることもできません。

もしも急なアクシデントがあったら・・・大きな怪我でもしたら・・・と考えると不安はつきないでしょう。

これは大きな問題です。高齢になってもリタイアできず働かなくてはいけない可能性があるからです。

40年間厚生年金だった人が受給できる年金の額は、給与額によってまちまちですが月額10万円~20万円くらいと言われています。

一方、40年間ずっと国民年金だった人の場合は、月額6.5万ほどだそうです。

ニートやひきこもりの高齢化も問題になっている

島根県がこの3月に公表した「ひきこもり等に関する実態調査報告書」によると、地域の中で引きこもっている人の年齢は、40歳代が最も多いことがわかった。

山形県が行った調査結果を見たら、引きこもる人の中高年の割合が、半数近くを占めていることを知りました。40代、50代の方は、引きこもり状態にあっても放置されていることが多く、生活保護予備軍にもなる。

引きこもっている期間については、「10年以上」が最も多い34%を占め、ここでも長期化の傾向がくっきりと浮かんだ。

ニートやひきこもりの未来は暗い

ニートの方でも若いうちはやる気があれば就職する事ができます。

しかしニート期間が長くなり、高齢化してくると就職はおろかアルバイトやパートすら採用してもらうことができなくなるのです。

働き口がない場合どのように生活していけば良いのでしょうか。

正確には働くことはできます。しかし誰もやりたがらない仕事や、賃金が極端に少ない仕事など不平等で理不尽な仕事しか残されていません。

ニートやひきこもりはフリーターになることが社会復帰の第一歩

一般的なニート脱出の手段が、バイトを始めることなんです。

ニートの期間が長いといきなり正社員として働こうとしても、なかなか就職活動が上手くいかずに途中で「無職から脱出したい」という気持ちが折れてしまいます。

そこでまずは、正社員よりも簡単なアルバイトから始めて社会復帰のリハビリをしませんか?

バイトすらできない人間は、正社員になんて絶対なれません。

フリーターは一刻も早く正社員になる努力を

半数近くの企業が過去にフリーターを採用した経験があり、その理由として「やる気と将来性が感じられた」、「コミュニケーション能力がある」と回答しています。

正社員を目指すために必要なのは、フリーターのマイナス面を跳ね返すだけの高い意識と対人スキルを身につけることです。

そのためにはまず今の職場で自分のできることを精一杯やること、そして自分の将来を常に描きながら仕事をすることが大切なのではないでしょうか。