【PT・OT・ST】高齢化で脳卒中患者が増加!需要が増えるリハビリ職を解説!

現代、高齢化が進み生活習慣病といわれる脳卒中を発症してしまう高齢者が増加しています。脳卒中発症後の後遺症はさまざまな症状があります。後遺症によって機能が低下してしまった部分の機能回復を援助するのがリハビリスタッフとなります。

脳卒中患者数の推移


Photo by John Foxx / Stockbyte

脳卒中有病者数は今後も増え続け、ピーク時の2020年には現在より15万人多い288万人となることが、厚生労働省の研究班の推計で分かった。

現代でも多いといわれる脳卒中患者は今後も増加傾向のよう。生活習慣病ともいわれるので日々の生活に注意していきたいです。

脳卒中とは


Photo by Photodisc / Digital Vision

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作の総称。

脳の血管が破れるか詰まるかして、脳に血液が届かなくなり、脳の神経細胞が障害される病気です。より早期(3時間以内が目安です)に治療を開始すると後遺症が軽くなることがある、救急疾患。

脳卒中の後遺症


Photo by Jupiterimages / Photos.com

・神経障害
神経障害とは、身体機能に起こる障害のことです。脳卒中でよく見られる神経障害は、「言語障害」「運動障害」「感覚障害」「視野障害」、「排泄障害」「嚥下障害」などがあります。

言葉がうまくでない、片腕片足が動かない、食べ物を飲み込めないなど症状は多様です。

・高次脳機能障害
高次脳機能とは、知覚、記憶、学習、思考、判断などの認知過程と行為の感情を含めた精神機能を総称する。病気や、事故によって脳が損傷されたために、認知機能に障害が起きた状態を、高次脳機能障害という。

コミュニケーションをとるのに援助が必要になります。

・感情障害
イライラしやすくなったり、怒りっぽくなるなど、感情が不安定になります。物事に固執してトラブルを起こすこともあり、反対に意欲が低下して表情がなくなるような場合もあります。

うつ病になってしまう方も。精神面の変化が現れます。

リハビリテーションの役割


Photo by Jupiterimages / Creatas

これらの障害が生じた方でも、歩行の自立や、日常生活をおくれるようにするための治療がリハビリテーションです。そのために、リハビリテーション科医が診察し、医学的な検討を加えた上で、理学療法、作業療法、言語聴覚療法などを処方します。

そこでリハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の出番となります。

理学療法士とは


Photo by Keith Brofsky / Digital Vision

理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療をします。

主に歩行訓練をしています。高齢者だけでなく事故、けがなど患者もいろんな年齢の方がいます。

作業療法士とは


Photo by Jupiterimages / Goodshoot

作業療法士(Occupational Therapist / OT)とは、全国の病院などリハビリテーションを行う施設で「作業療法」を行う、将来性に富んだリハビリの国家資格です。

身体または精神に障害のある者、又はそれが予測される者に対してその主体的な生活の獲得を図るため,諸機能の回復・維持開発を促す作業活動を用いて行う治療,訓練,指導および援助をいいます 。

排泄、更衣、食事、入浴、買い物、掃除など生活に必要な動作の獲得を訓練。主に腕や手の機能向上を図る。精神面にも関わる。

言語聴覚療法士

言語聴覚士(ST:Speech Therapist)とは、病気や事故、発達の遅れなどで、言語、聴覚、発声、発音といったことばによるコミュニケーションが難しくなった方が、自分らしい生活ができるよう支援する専門職であり、国家資格です。また、摂食や嚥下の問題にも対応します。

大人だけでなくこどもの発達の遅れに対しての訓練もします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする