幼稚園の先生も楽じゃない!裏事情を大暴露

幼稚園の先生って、「子どもと遊ぶだけで給料もらえるの?」「春・夏・冬休み付きの仕事だなんて、羨ましすぎる!」「仕事の拘束時間が短そう」というイメージありませんか?実は幼稚園の先生って、意外と大変なんですよ~。今日は、幼稚園の先生の仕事の裏側を大暴露しちゃいます。

みんなが描く幼稚園の先生のイメージ

1投稿者:高3  投稿日:2002年03月21日(木) 12時37分08秒

幼稚園の先生って、一日中子供と遊んでて、見張ってりゃいいだけな仕事で楽そうじゃないですか。

2投稿者:高3  投稿日:2002年03月21日(木) 12時38分20秒

小学校は勉強を教えなきゃいけないでしょ?幼稚園は遊んでるだけ。
どう?楽な仕事だと思いません?

よく「幼稚園の先生は休みがたくさんあっていいね~」などとよく言われました。子供と遊ぶだけだから楽そうとか、幼稚園は子供が早く帰るから楽そう

そうそう。私もこう思ってました!
実際に幼稚園の先生になるまでは・・・・

実際に、1日の流れを見てみよう

7時30分ごろまでには出勤し、
今日の保育の準備・園庭掃除・遊具の点検・園児の欠席情報のチェックなど、雑務を行います。

園バス当番の人は、7時30分には園バスが出発する園が多いので、それまでに上記のことを済ませておきます。
なので、園バス当番になれば、7時ごろには園に出勤しておきます。

ちなみに、園バスは2~3ルートある園が主流なので、バス当番の先生は、合計約2時間はバスに乗りっぱなしです。

うちの場合は、日直が朝7時、朝礼8時、園バス1便出発8時、子どもの登園が8時半~でした。

その日の教材準備などで、7時半頃には出勤します!
大雪の時は5時に出勤して、雪かきしたこともあります。

登園時間になると、園児を保育室で受け入れ、保育のスタートです。

<ここでやる仕事>

・園児の健康状態チェック

病気になったまま登園してくる子や、バス酔いをしたままの子、
お母さんとはなれて寂しそうにしている子等、挨拶をしながら園児の状態をチェックをします。

・提出物の確認

プリントやお金、連絡ノートなど、全員が確実に出しているかをチェックします。
もちろん、子どもが遊んでいる様子をチェックしながらの同時進行です。

・連絡ノートの内容確認

「今日は〇時に迎えに行きます」「薬があります」等の連絡事項等が書かれている場合が多いので、必ず保育スタート前に全員の連絡ノートをチェックします。

全員をトイレに行かせる

保育がスタートすると、1時間~1時間半くらい部屋からでることができません。
なので、クラス全員(25人~30人)をトイレに行かせます。

トイレの後は、手をきちんと洗ったか・手がきちんと拭けたか・下着が出ていないか・上靴をちゃんと履いているか等をチェックします。

10時ごろになると、設定保育(わかりやすく言うと、学校で言う授業のことです)がスタートします。

<ここでやる仕事>

・設定保育

今日の主な活動です。(折り紙や製作、ゲーム遊びやリトミックなど)
ついてこれていない子がいないか・ふざけている子がいないか・危ないことをしていないか等を常にチェックしながら進めます。

<ここでやる仕事>

・食事の準備

全員のトイレ・手洗いの確認と、
ランチョンマット・コップ・箸等、食事の準備に必要なものを用意させます。
出し忘れがないか、置き方が間違ってないかチェックします。

食べ残しの確認

どれだけ食べたか、何を残したのか、残した場合はどうして残したのか等、
1人づつチェックします。
必要があれば、その内容を連絡ノートに記入し、保護者に様子をお知らせします。

保育室の掃除

午後の活動が始まるまでに、
掃き掃除・拭き掃除で、食後で散らかった保育室の掃除をします。

・連絡ノートの記入

今日の様子や、保護者への返事等、全員のノートに記入します。

午後は外遊びや、午前の続きなど、降園時間までまた保育があります。

さて、14:00ごろから、順次降園です。
ここからが一番バタバタと忙しい時間が続きます!

バス当番の先生は、ここの用意をすぐに済ませて、バス降園組をバスに乗せて、朝と同じように家まで送ります。

<ここでする仕事>

・全員をトイレに行かせる

・配布物を配る

配り忘れがあると大変です!
配った後は、鞄にきちんとおさめたか、ぐちゃぐちゃに入れていないかを確認します。

降園準備

ロッカーの中やタオル・ハンカチ等の忘れ物のチェックや、帽子・上着・制服が乱れていないかなどのチェックをし、登園をした時の状態で降園できるようにします。

子どもを送る

お歩き組は、それぞれの集合地点まで子どもたちを連れて帰ります。
車や自転車、歩行者の迷惑にならないよう、交通ルールを教えながら、安全に送り届けます。

子どもが降園したら、保育室や園庭の掃除です。

明日も子ども達が気持ちよく、安全に遊べるよう、隅々まで綺麗にします。

今日の反省や、連絡事項などを含めた内容の打ち合わせがあります。

打ち合わせが終わったら、明日の保育で使うものの準備や、保護者への電話をしたり、行事の準備をしたりします。

<ここでの仕事>

・指導案の作成

指導案とは、明日の保育の計画書です。
先生は毎日この計画書を前日に書き、いいかげんな保育にならないよう、
きちんと計画を立てるのです。
計画書は作成後、園長に提出し、チェックを受けます。

・制作物の準備

明日すぐに活動ができるよう、折り紙や色画用紙などを用意したり、
子どもに配る絵本に名前を記入したりします。

・保護者への電話

もし保育中にケガをしてしまった子や、風邪で早退した子、
ケンカをして元気がないまま帰った子など、いつもと違う様子があったら、保護者へ電話をし、
降園後の子どもの様子を聞いたり、当日の様子などを詳しく口頭で説明します。

行事の計画

「豆まき」「遠足」「作品展」「発表会」など、幼稚園には大きな物から小さな物まで様々な行事があります。
これは全て先生が計画・準備して行われます。
担当者は、計画書の作成・準備・各先生への伝達などを行います。

お便りの作成

ほけん便りや、クラス便りなど、幼稚園からの手紙の作成です。
手紙を下書きし、園長に確認後、清書、印刷、各クラスの人数分をまとめる、というように、
担当の先生は、各クラスの先生がすぐに子ども達へ配布できるところまで準備します。

制作物の展示

子ども達が保育活動で作った作品や、毎月の壁飾り(壁面製作)などを、保育室に飾ります。
飾った後は、床や机などに画びょうが落ちていないか、念入りに確認します。

月案の作成(月末のみ)

月末は、今月の保育の反省や、来月のおおまかな予定(何を重点に活動するか、行事の確認、配布する絵本、活動を通してのねらい等)を、各学年の先生が集まり、作成します。


Photo by Ryan McVay / Photodisc

早くてだいたいこれくらいの時間に勤務終了ですが、こんな早い時間に帰れることなんて、相当やることがない日以外、めったにありません。

だいたい19時は過ぎることが多いです。

特に大きな行事の前だと、準備に追われ、20時まで仕事をすることも珍しくありあません。

勤務時間・内容はこんな感じです。だいたい1日11時間位働いてます。もちろん、休憩なし!(昼食も子どもと一緒にとるので勤務の内)なので、毎日4時間の残業になります。当たり前のように、サービス残業。

幼稚園の先生は、とにかく休めない!

・休憩が取れない!

子どもがいるのに、先生だけいなくなるなんて出来ないですよね。学校と違って休み時間があるわけでもないので、先生は常に子どもと一緒です。先生が休憩を取るために、代替の先生がわざわざ存在しませんし・・・。

昼食も、一緒に食べます。これも指導をかねています(食育?)ので、ゆっくりなんて食べられません。

常に子どもと一緒なため、トイレは行きにくいですよ。子どもの生活の流れを考え、行ける時に行っておかないと、先生はトイレにばっか行ってられません。

・体調を崩しても休みにくい

担任には代替の先生がいないから。特に1人担任であると、さらに休めません。

幼稚園の先生は、平日休みは諦めてください。日曜日に行事があった場合、振替として月曜日が休みになるくらいです。年に2回あればハッピーです。ですので、間違いなく銀行・役所には行けません。(外出など融通が利かない訳ではありません)

また、「担任は毎日いるもの」という園のオーラ、「自分のクラスは自分で責任もって見たい」という担任の気持ちが重なり合って、体調が悪くても、休めない&休まない担任の姿があります。

・夏休みなどの長期休暇も、もちろん園でお仕事

長期休暇中も、もちろん仕事してます。

行事の準備や、保育室や幼稚園の大掃除、遠足の下見や、お泊り保育の下見など、
普段の勤務時間ではできないような大掛かりなことを、子どもが来ない長期休暇で一気に進めていきます。

当然基本の出勤スタイルは、8:00~17:00です。

夏休みや冬休み、子どもと一緒にお休み~♪
だなんて先生は、残念ながらどこにもいません。

幼稚園の先生の仕事は楽じゃない

給料は初任給16万円スタートなんて当たり前!
これだけ拘束されて、たったこれだけしかもらえません。

よくわからない理不尽なクレームを保護者からつけられ、
病んでしまうことも・・・

子どもと遊んでるだけじゃお金はもらえない

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする