ビジネスの“勝ち癖”は、この理論で身につけろ!

「ゲーム理論」のススメ。オススメの解説書と3つのポイント。

=【勝ち癖】をつけるための「ゲーム理論」とは?=

プレイヤーそれぞれの行動が影響し合うゲームにおいて、各人の利益に基づいて相手の行動を予測し意志決定を行う考え方


Photo by Aidon / Digital Vision

“必ずしも利害の一致しない関係者が複数存在する”という人間社会で一般的に見られる状況を“ゲーム”と考えて、ゲーム参加者相互の駆け引きを加味してそれら参加者の意思決定メカニズムを数学的に明らかにしようというのが、ゲーム理論である。

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/gametheory.html

=【ちょっと待って】「ゲーム理論」を学ぶ前に…=

「ゲーム理論」を確立した数学者フォン・ノイマンをモデルにした映画『ビューティフルマインド』の鑑賞をオススメします。おもしろい映画ですので「ゲーム理論」にもっと興味が沸くでしょう。

ラッセル・クロウ主演の映画の中で最も感動した作品でした。他にも「シンデレラマン」とか「グラディエーター」が有名ですが、このサイト内のレビューにもあるように後味の良さが群を抜いて素晴らしいです。 また実話の再現度が高いこと、助演女優賞を受賞したジェニファー・コネリーの演技の素晴らしさも印象に残ります。 感動作品ではありますが、決してお涙ちょうだい映画ではない所もいいですね。
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=3740

=【理論編】「ゲーム理論」を知るための名著3選=

「ゲーム理論」を理解するためにまず読むべき書籍をチョイスしました。“囚人のジレンマ”や“ナッシュ均衡”など基礎知識が掲載されているので、ゲーム理論に対する理解が深まります。

1、「ゼミナール ゲーム理論入門」渡辺隆裕/著 日本経済新聞出版社

ゲーム理論とは複数の意思決定主体が、その意思決定に関して相互作用する状況を研究する学問。意思決定主体とは、個人であったり、企業であったり、時には国家であったりし、現在考えている問題で、1つのまとまった意思決定ができると認識できる単位である。このような、意思決定をする主体が2 つ以上あり、それらが相互に影響を及ぼしあいながら意思決定を行う時に、どのように行われるか、又はどのように行われるべきか、に対する理論がゲーム理論である。

これまで出版されていたテキストは何か物足りなく、抽象的、あるいはサッパリ内容がわからなくて途中で挫折してしまう人が多かったような気がします。然し、本書はそう言うことを全くと言って良いほど払拭してくれるテキストです。

2、「図解雑学 ゲーム理論」渡辺隆裕/著 ナツメ社

ライバル会社や、対戦相手の行動を予測推理し、理想的な戦術や戦略を導き出す理論のことです。
この本では戦略的思考の理論を見開き毎にわかりやすく図解しました。
また、ところどころに問題も挿入しトレーニング的な要素も入れ理解度を確かめる工夫も盛り込みました。

「ゲーム理論って何」からはじまり、いろいろなゲーム(同時ゲーム、相互ゲーム、繰り返しゲーム、不完備情報のゲームなど)と、とるべき戦略、入札、オークション、モラルハザードのなどの背後にある考え方(理論)、最後は最近の研究トピックまで説明してあります。

3、「通勤大学<10> ゲーム理論」グローバルタスクフォース/著 総合法令出版

あらゆるケースで「最善の選択」をする
いまよりもっと「かけひき」がうまくなれば、あなたは成功する!
商談を成功させる、スポーツやゲームで勝つ、
子どもにいうことを聞かせる、好きな人に告白する…
人生のあらゆる場面において、相手がいる限り不可欠なのが
「かけひき」である。
相手に勝つためには上手なかけひき、
つまり論理的に状況を分析して相手の手を読み、
最善の選択をすることが必要だ。
上手なかけひきと、それを実行するためのコツを
トレーニングする本書で、勝つための戦略を身につけていただきたい。

「ナッシュ均衡」が「パレート最適」になるとは限らない例として、スーパーマーケットのチェーン展開を挙げている。ミニマックス定理の例として、サッカーのシュートが題材になっている。特に「囚人のジレンマ」は現実の世界において該当するケースが非常に多いとして、社内政治・自動車メーカーの値引き競争・2つの国の核保有戦略・牛丼屋の値引き競争の例があげられており、これは大変有益であった。

=【導入編】「ゲーム理論」の3つのポイント=

理論編で紹介した書籍は、図書館にもあるかもしれませんので、興味がありましたら借りてみてください。それでは「ゲーム理論」のポイントを3つ、導入編として紹介します。

1,ゲームの種類


Photo by Phil Ashley / Lifesize

ゲームは、協力型と非協力型のゲームに分けられる。(以下の例は、すべて非協力型)

http://www.ne.jp/asahi/village/good/GameTheory.htm


Photo by Ned Frisk Photography, Brand X Pictures / Brand X Pictures

最終的に、賭けマージャンのように、参加者の得る利益を合計するとゼロになる「ゼロサム(Zero-Sum)」ゲームと、そうでない(総和がゲームの前と較べて増加もしくは減少する)「非ゼロサム」ゲームがある。

http://www.ne.jp/asahi/village/good/GameTheory.htm


Photo by Ivanov Valeriy / iStockphoto

プレイヤーが同時に行動する同時進行型のゲームと、そうでない交互進行型のゲームがある。

http://www.ne.jp/asahi/village/good/GameTheory.htm


Photo by Jeffrey Hamilton / Lifesize

参加者に全ての情報がオープンな情報完備ゲームと、各プレイヤーの持つ情報に差がある情報不完備ゲームがある。

http://www.ne.jp/asahi/village/good/GameTheory.htm

2、囚人のジレンマ

「囚人のジレンマ」とは、ゲームに勝つためのセオリーを研究したゲーム理論の代表的なモデルです。

ここで、容疑者Aにとって黙秘と自白のどちらの行動が自分にとって有利になるでしょうか? 容疑者Aが仮に黙秘した場合、容疑者Bも黙秘してくれれば懲役3年となります。ところが容疑者Bが自白した場合は最悪の懲役10年の刑が確定してしまいます。

一方で容疑者Aが自白した場合はどうでしょう? 容疑者Bが黙秘すれば無罪となり、仮に自白したとしても5年の懲役となります。このように容疑者Aにとって黙秘と自白を比べれば自白の方が有利だという結論に至ります。

http://allabout.co.jp/gm/gc/313400/3/

2人にとっては、協調して黙秘を貫くことが最高の結果となるはずですが、共に疑心暗鬼になって、結局相手を裏切って最高の結果が得られないという結末を迎えてしまうのです。

これは、400円の牛丼を280円に値引きすれば、自分の店だけ売上が増える、という吉家さんと松野屋さんの安売り競争の場合にも当てはまる。両方の店が値引きした場合には、両方の店とも売上は前より下がるが、これを選ぶしかない。

3、ナッシュ均衡(きんこう)


Photo by Victor Burnside / iStockphoto

一九五〇年にジョン・ナッシュにより考案された、現在のゲーム理論において最も基本的な均衡概念。具体的には、ゲームに参加する各プレーヤーが、お互いが互いに対して最適な戦略を取り合っているという状況を指す。

http://note.masm.jp/%A5%CA%A5%C3%A5%B7%A5%E5%B6%D1%B9%D5/


Photo by Comstock / Comstock

ナッシュ均衡下では、各人・組織は他の人・組織の行動を意識しながら自らの利益を最大化する行動を選択しているので、自分だけが行動を変えても現状より得をするということはない。したがって、どの人・組織も行動を変更する誘因を持たない。

http://ja.q-bpm.org/mediawiki/index.php/%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%9D%87%E8%A1%A1


Photo by Marek Szumlas / iStockphoto

ナッシュ均衡は、各主体が自らの利益を最大にしようと行動した結果であるが、両方の利益が最大化されていない状況になることもある。また、ナッシュ均衡が達成される各主体の行動の組み合わせは、複数存在する場合もある。

http://ja.q-bpm.org/mediawiki/index.php/%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%9D%87%E8%A1%A1

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