多くの労働者を犠牲に…ゴーン氏の不正に元労働者たちが怒りの声

ゴーン氏の不正に対して派遣切りされた元労働者たちが怒りの声をあげています。

■日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏が電撃逮捕された

日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン容疑者が電撃的に逮捕されて1週間

今回の逮捕容疑(有価証券報告書の虚偽記載、実際の報酬額よりも少ない金額を有価証券報告書に記載していた)、および日産の投資資金の不正使用

日産の完全支配(経営統合)を働き掛けていたといわれる仏政府やマクロン大統領の思惑も絡み、それに危機感を強めた日産側のクーデターという説も

■日産自・三菱自相次いでゴーン氏の解任を発表

日産は臨時取締役会で、カルロス・ゴーン容疑者の会長職と代表取締役の解任を、全会一致で決議したと発表

取締役会は同じく逮捕されたグレッグ・ケリー代表取締役(62)の解任も決めた。

三菱自動車(7211.T)は26日午後、臨時取締役会を開催し、カルロス・ゴーン容疑者の同社会長職の解任と代表取締役の代表権を外すことを「全会一致」で決定

■ゴーン氏が疑いをもたれている金額が凄かった

ゴーンの金銭報酬が合計約99億9800万円であったにもかかわらず、合計約49億8700万円と記載した有価証券報告書を提出した疑いがもたれている。

株価に連動する報酬を金銭で受け取る権利を計約四十億円分得ながら、有価証券報告書に記載していなかった

有報の虚偽記載は証券取引の信用基盤を破壊する重罪で、金融商品取引法が「10年以下の懲役か1000万円以下の罰金、またはその両方」を科すことを規定している

■この陰には派遣切りや雇い止め、下請け会社閉鎖などが相次いだ

カルロス・ゴーンがとった方式は、日産配下の下請け企業を半分に減らすことだった。

「競争力のないサプライヤーはアライアンスとの取引を失う」と断言

ゴーン容疑者は、工場閉鎖や7人の1人の人員削減という大幅なリストラ計画を開始

■以上、ゴーン氏の不正に対して元従業員たちが怒りの声をあげている

「多くの労働者を犠牲にした役員報酬で違法な行為があったというのは非常に残念な思いだ」

「報酬隠しをしたとされる時期は、人員削減の時期と重なる。『経営上必要だった』という会社の言い分が欺瞞だったのは明らかだ」

「我々の生活を犠牲にして得ていたのか」と憤り、西川広人社長に対して「職場復帰の英断を下してほしい」と訴えた。

■従業員を踏み台にして私腹を肥やしていた

結局、私たち従業員の人生を踏み台にして私腹を肥やしていたと思うと怒り、怒り、怒りしかない。ゴーン氏は私たちをコストとして切り捨てたが、日産にとっての最大のコストはゴーン氏だった

経営を理由に多くの労働者を犠牲にしながら、自分は巨額の報酬を得て、しかも隠すなんて許されない

「日産のために一生懸命働いていたのに、怒りしか感じない。ゴーン容疑者自身が一番のビッグコストだった」と憤った。

■この訴えに対する世間の声

日産にリストラされた従業員数が2万とか、雇い止めされた派遣社員が8千人とか言われていて、ゴーンが年間10億円の所得をごまかしていなければ、首を切られなかったかもしれないという意見がある。
単純計算で10億円を8千で割ると12万5千円、2万人で割ると5万円だ。

雇い止めされたかたの気持ちはわかる。

けれどまぁ
たとえばゴーンさんが日産に来てなかったなら
そもそも会社がなくなってたり
雇ってもらえてなかったり
してた可能性も大きい。

経営者の報酬は
どう決めるのがいいんだろうなぁ。

ゴーン、無罪で釈放されたら雇い止めされた派遣や工場潰された下請けに命狙われるんじゃない?

@nhk_news ゴーン前会長のやり過ぎ感があったのは事実。
フランスの紙面がクーデターと報じている事を考えると日産側に不満を持たせる行為があったという事になります。
ゴーン前会長の不正の額を見れば雇い止めされた人が不満を持つのは当然
で雇い止めがあったので業績が上昇したのは事実。

日本人はお人好しですよね?日産自動車のことです。ゴーンとケリーに散々な目にあって、隠した金全額弁償させたほうがいい。訴訟の準備してるらしいので、どんどんやったらいい。派遣切りや雇い止めにあった人達の怒りは収まらない!
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-…

■会社の再建は素晴らしいことだけど、そこで働く人々のことを考えると複雑になりますね…

「目標を決めて、それを達成できなかったら『責任を取れ』と辞めさせる。もしくは異動させる。日本的な経営だと『残念だけど次、頑張れよ』ですが、そういう意味では、とても厳しい人」

年収が低くても私たちにもそれぞれ家族があり、家族を養っていかなければなりません。私たちもゴーンCEOも同じ人間で、家族を養っていく責任も同じはず

私たち=日産自動車で働く方々。

会社は一体、誰のものか、何のために存在するのかを今回の事件は私たちに改めて問いかけています。

■会社を再建して救われた人も多い

就任から数年で奇跡とも思えるV字回復を成し遂げたゴーン氏の手腕は、日産にとっての希望の光だった。

だが強すぎる光は、同時に影も色濃く落とす。復活の道を歩むなかで、ふるい落とされていったものはないのか。

ゴーン氏の逮捕で、否が応でも新体制となることを迫られた日産自動車。運動部の処遇も含めて、良い方向に向かうことを期待したい。

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