今日のファッションポイントは?「ゴミから出来ています!」

環境汚染や貧困など、様々な社会課題に対する企業の社会的責任が叫ばれるなか、最近ではこれらの問題解決を通じて製品開発やイノベーションに取り組む企業が増えている。

商品の品質だけではなく、それがどこでどのように作られているのかにまでを気にかける消費者や、自身の購買を通じて少しでも社会貢献をしたいと考える消費者が多い

ゴミのリサイクルを通じて環境と社会の双方にポジティブなインパクトを生み出しながら、製品開発に取り組んでいる企業がある。

ティンバーランドは、カジュアル用品のメーカー。 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで1952年設立。現在の本社はストラットハム。

日本の消費者の間でも人気があるアメリカのカジュアル用品ブランド、ティンバーランドは、廃棄プラスチックからできた繊維「GROUND TO GOOD™ FABRIC」を製造しているThreadとコラボして、廃棄されたプラスチックペットボトルから靴や洋服、鞄といった商品開発に活かす取り組みを行っている。

このプロジェクトでは、出来上がった商品だけではなくペットボトルの収集や製造、輸送の過程に誰がどのように関わっているかについての情報も公開している。

ティンバーランドが目指しているのは、自然環境の保全だけではない。同社とThread は以前からハイチのコミュニティ支援に情熱を注いでおり、この商品づくりを通じてハイチの貧困や労働問題を解決に導くことも視野に入れている。ハイチは政治的な混乱や大規模災害の影響で困窮しており、脆弱な産業構造の改善が必要な場所だ。

このプロジェクトでは商品が店頭に並ぶまでに多くのハイチの地元民が関わっており、例えばプラスチックボトルを道端から収集するときに働いた人は1,000 人を超える。Thread のウェブサイトでは、この活動が現地の人々の雇用や収入に繋がっている点も強調されている。

商品開発の過程で環境汚染と貧困という二つの社会問題の解決に同時に取り組み、その情報をオープンにするティンバーランド。Thread の繊維は「世界で最も責任ある、信頼のおける繊維」と表現されているが、自社の製品が何によって成り立っているかという点にまで配慮したモノづくりの姿勢からは、まさに責任感を感じる。

H&Mは、スウェーデンのアパレルメーカーエイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツが展開するファッションブランド。低価格かつファッション性のある衣料品を扱う、いわゆるファストファッションの一翼を担う企業のひとつである。

日本でも認知度が高いブランドのH&Mは、「ファストファッション」の会社として知られているが、実はサステナビリティやCSRの分野でも先進企業として知られていることをご存じだろうか。そんな同社が、今年度のConscious Exclusiveコレクションで海洋廃棄プラスチック素材BIONIC®を採用したドレスコレクションを披露し、話題になっている。

海辺や水路に破棄されるペットボトルなどのプラスチックのゴミがリサイクルされ、滑らかなシフォン素材のプリーツドレスとして生まれ変わる。公害をファッションに変えるこのプロセスは、海を守ったうえで、より良いスタイルやクオリティを提供しており、サステナブル素材を使ったスタイルが持つ無限の可能性を感じさせる一品に仕上がっている。今季は、レディース用フルコレクションとメンズ用リラックスフォーマルウェアに加えて、初のキッズ用アイテムが登場する。

Conscious Exclusiveコレクションは、よりサステナブルな未来を目指すH&Mの取り組みの中心となるコレクションだ。2015年時点でH&Mは全商品の20%にサステナブルな素材を使用しており、この割合を増やすことを毎年の目標に掲げている。H&Mは世界有数のリサイクルポリエステルのユーザーであると同時に、オーガニックコットンのバイヤーでもあり、コットンについては、2020年までにサステナブルな方法で調達されたコットンに完全に切り替えることを目指しているという。

長く着るという選択もある

出典10yc.jp

10YCは透明性、品質、持続性、
この3つにこだわって、
着る人も作る人も豊かにします。

大量生産・大量消費にサヨナラ。
ゴミから出来ている事が服選びの一つの基準になる時代がくるよ!

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