翻訳者ってどうやってなるの?トライアルを受けよう!

翻訳者になるルートについてまとめてみました。

「初志貫徹型」と「偶然の出会い型」

翻訳者には、人生のある時期に翻訳者となることを目指して目標を実現した人と、ひょんなことから偶然翻訳者になった人の二種類があります。ここでは前者を「初志貫徹型」、後者を「偶然の出会い型」と呼びます。

「初志貫徹型」のキャリアパスは次のようなものです。

翻訳学校にかよったり通信教育を受ける
雑誌などで翻訳者募集情報を探す
翻訳会社に履歴書を送付する
トライアルに落ちたり無視されたり
ついにトライアルに合格する
でも仕事が来なかったりする
それでもなんとか仕事を受注してデビュー

一方、「偶然の出会い型」翻訳者に身の上話を聞いてみると次のようなものです。

就職(アルバイト)した会社でたまたま仕事が翻訳だった
そこで翻訳会社と知り合いになった
退職を機にフリーの翻訳者として登録
なしくずし的に仕事デビュー
繰り返し仕事を頼まれていつの間にか足抜けできなくなる

「トライアル」という名の関門

「初志貫徹型」のキャリアパスにあるように、翻訳者になる方法としてまず思い浮かぶのは「トライアル」への応募です。

トライアルに関して知っておくとよいことは次の 3 点です。

1. 合格率は低いので不合格でも落ち込まない。
2. 合格してもすぐに仕事がくるとは限らない。
3. 翻訳者に対する評価は翻訳会社によって異なる。

即戦力として活躍できる新人翻訳者の比率はさらにずっと少なくて、どの翻訳会社でも1~2%しかないと考えているようです。このため、即戦力である 1~2%の応募者にしか合格判定を出さない翻訳会社の場合、応募者のほとんどは不合格ということになります。

トライアルを突破するのは新人にとっては難関です。不合格になった場合は真摯にフィードバックを受け止め、次のチャンスを待ちましょう。

「トライアル合格=仕事」ではない

トライアルに合格されてもすぐに沢山の仕事が入るとは限りません。トライアルで合格されても本番で仕事を頼むと出来なかったというケースも多いため、翻訳会社は簡単なものから少しずつお願いしていきます。

トライアルに合格しても仕事が来ないのが普通です。これは、翻訳会社側の事情が原因です。翻訳会社が新人翻訳者を起用する場面 というのは、現在登録している翻訳者だけではこなせない分量の仕事を受注したか、または受注しようとしている場合です

翻訳会社側の翻訳者登用には「Aクラス優先」という原理があることを知っておくと何かと役立ちます。すなわち、景気変動や営業状況によって、翻訳会社の受注する翻訳業務の量 にはどうしても山と谷ができます。これは大きな会社でも同じです。

自分を高く評価してくれる翻訳会社を探そう

翻訳者募集中の翻訳会社は日本国内だけでも多分200社くらいあります。自分を低く評価する翻訳会社や相性が合わない担当者と出会ったら、最初からあきらめて無理してつきあってストレスを溜め込むよりも、自分を高く評価してくれる翻訳会社や相性が合うコーディネーターと出会うまで何社かの得意先にチャレンジしてみるのが得策でしょう。もっとも、どの翻訳会社でも不合格なら、それは相性以前に翻訳の実力不足ですから、翻訳を勉強して出直しましょう。

まとめ

翻訳者になるルートには「初志貫徹型」と「偶然の出会い型」がある。
トライアルの合格率は低いので、不合格でも気にしない。
トライアルに合格しても仕事が来るとは限らない。
自分に合う翻訳会社を探そう。

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