吉野家など牛丼店が「牛丼以外のメニュー」を増やしているワケとは

吉野家など牛丼店が「牛丼以外のメニュー」を増やしているワケとは

吉野家やすき屋などの牛丼店が、相次いで牛丼以外のメニューを充実させています。その理由とは?

■牛丼店

日本でうまい!安い!早い!といえば薄切りの牛肉と玉ねぎなどを甘辛く煮込み、丼に盛ったご飯の上にのせた牛丼

47都道府県すべてに展開している企業は吉野家とすき家のみである

総合ランキングは以下のとおりです。
1位 「吉野家」 50.9%
2位 「すき家」 30.0%
3位 「松屋」 22.1%
4位 「なか卯」 10.3%
5位 「東京チカラめし」 1.2%

@yoshinoyagyudon 吉野家さんの牛丼が学生の頃から、大好きです
鶏すき丼は未体験なので、家族で食べに行きますね

@Taro19960227 牛丼は本当に大好き。笑

牛丼ばかり食べてるけどうまくて早いから仕方ない(安くはないと思う)

最近すき家の牛丼にオクラ×2と山かけをトッピングしたやつばかり食べてる毎日これでもいいくらい好き

最近、牛丼ばかり食べてる。
牛丼屋さんは余裕で1人で入れるのです(*¯︶¯♥)フフン♪ .* pic.twitter.com/M1qRYN3pe1

■そんな牛丼店が定食屋並みにメニューを増やしてる

吉野家の新商品「鶏すき丼」が2018年4月26日(木)に登場しました。吉野家で鶏肉を使ったメニューが出るのは2012年11月以来、約6年ぶり

新鮮な鶏もも肉を蒸した後に甘辛いタレをかけて焼き上げ、玉ねぎの炒め物と半熟卵を添えた丼で、価格は並盛が450円、大盛が550円

食べてみると、鶏肉は柔らかくてジューシーで肉のうま味が感じられて、パサつきは皆無。玉ねぎはシャキシャキしていて甘めのタレの相性は抜群

吉野家は「炙り塩鯖定食」を4月26日から全国の「吉野家」にて販売します(販売時間15時~24時)。価格は690円。

夕食限定メニュー『晩ごはん』のラインナップに新たに加わる定食。脂ののった鯖(さば)の塩焼きを、お客さんの目の前で炙って皮をパリパリに仕上げて提供されます

なお、炙り塩鯖定食、炙り塩鯖牛定食ともに持ち帰りは不可。

2018年4月3日(火)15時より「ごろごろ煮込みチキンカレー」を発売いたします!

少なくとも2016年から年に1度のペースで登場している『ごろごろ煮込みチキンカレー』は、その名の通りチキンがゴロッゴロと入った激ウマカレー

2018年4月17日(火)15時より「ごろごろチキンのてりたま丼」を新発売!

輸入牛肉高騰か。牛丼屋が定食屋化するのかな。鳥獣被害対策も兼ねて、ジビエを始める日も近い? #wbs

吉野家でサバ出すのか・・・もう牛丼屋じゃなくて定食屋になってきてるな(´・ω・`)

牛丼大手チェーン…
すき家は最安のファミレス、松屋は定食屋。と書きながら擁護したい吉野家ももはや牛丼だけでは成り立ってない悲しい事実。 itmedia.co.jp/business/spv/1…

■なぜ牛丼屋は牛丼以外のメニューを増やしているのか?それは「輸入牛肉の価格」

背景には、実は米国産牛肉価格の高騰があります。17年6月に中国が米国産牛肉の輸入を解禁したことで、日本国内の米国産牛バラ肉の卸売り価格が高止まりしている

2016年10月には1キロ約600円だったアメリカ産の牛バラ肉の卸売価格が、今年4月には約800円に上昇。牛丼チェーン店としては、牛丼を軸に売り出すのは大変

中国はBSE(牛海綿状脳症)発生で停止していた米国からの輸入を6月に再開した。「中国の買い付けを見越して、前倒しで輸入した会社があった」

3月31日まで上がっていました。影響は大きかったといえます。

牛丼や焼き肉チェーンで使われる米国産の冷凍牛肉の関税率が、この8月から上がった。政府がセーフガード(緊急輸入制限)を発動したため

2017年の8月から上がりました。

今年4~6月期の米国産冷凍牛肉の輸入量が増えたため、今回14年ぶりの発動となった。

米国からの輸入急増で、政府が冷凍牛肉を対象に2017年8月に発動した緊急輸入制限(セーフガード)が4月1日に解除される

現在は解除されています。

■牛丼価格を上げている販売店もある

3月20日、大手牛丼チェーンである『松屋』が約4年ぶりに商品の値上げを発表した。

首都圏以外の約350店舗(18年3月時点、以下同)で提供する「牛めし並盛」を290円(税込、以下同)から320円に引き上げる。定食やカレーなどのメニューも10~50円値上げする。

松屋での値上げです。

その理由は「吉野家の悪夢」

15年1月に吉野家が牛丼の価格を上げたところ、一気に客足が鈍ったということがありました。

「吉野家の悪夢」ともいうべき現象を松屋とすき家が見逃すはずはない。主力である牛丼並盛の値上げをためらわせる要因の1つになった

■人手不足と仕入れ価格上昇という板挟みにしばらくは苦しむだろう

人件費については「人材確保のために、アルバイトの時給を1~2%アップせざるを得なかった」

牛丼チェーン店の話です。

飲食業界は深刻な人手不足に悩まされている。時給を上げないと人が集まらない状況も、安く安定した食材に頼らざるを得なくなった要因

手ごろさが売りの牛丼業界だからこそ、値上げをしても客足が離れないよう、各社が消費者とどう向き合っていくかが、今後の売り上げを左右するのかもしれない。

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