シャープが復活した理由の一つ「スピード経営」が重要なワケ

シャープが復活した理由の一つ「スピード経営」が重要なワケ

一時は倒産の危機まであったシャープが完全とはいえませんが復活しています。その復活した理由の一つである「スピード経営」についてご説明します。

■日本の老舗企業シャープ

日本・大阪府堺市に拠点を置く鴻海精密工業傘下の電機メーカー。

AV機器、パソコン、家電製品などを製造・販売する大手電機メーカー。

1962年には日本初の電子レンジ、1969年には世界初のLSI式電卓を開発するなど、技術力を活かして多角化を図り成長を続けた。

■経営難によって身売りを決定したのは記憶に新しい

業績好転が見込めないシャープが、いよいよ経営破綻の瀬戸際に立たされている。

2015年の11月のニュースです。

2015年12月30日、東京証券取引所は大納会を迎え、経営再建中のシャープ株式は125円で取引を終えたが、これは14年末(268円)の半値以下

2015年12月のニュースです。

経営難が続き支援企業を探していたシャープ(銘柄コード:6753)は、25日の午前中に行われた臨時取締役会で、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の支援を受け入れ事実上買収されることを、全会一致で決定

2016年2月のニュースです。

■そんなシャープだが、完全とはいえないまでも「復活」している

液晶テレビ事業においては、中国における鴻海グループの販売網を活用し、中国における販売を大幅に拡大

第3四半期決算では、売上高が前年同期比22%増の1兆8294億円、営業利益は同約4倍の703億円という、V字回復といえる数字を叩きだしている

液晶ディスプレイやテレビの販売を手掛けるアドバンスディスプレイシステム事業が注目を集めており、売上高は同38%増の8363億円

17年3月末に債務超過を解消、6月に東証1部への復帰を申請、11月末に承認を得た。

昨年12月、1年4カ月ぶりに東京証券取引所第1部に復帰した業績急回復の大きな柱は、主力の液晶関連事業だ

テレビ事業に関しては、売り上げが前年同期から2倍となった。特に中国の販売増が大きく、鴻海グループの販売網を活用して大型を中心にテレビ販売を伸ばしている

シャープのスマホの国内販売が好調に推移している。調査会社のBCNによると、2017年の国内シェアは10.4%と16年比2.8ポイント上昇。ソニーを抜いて2位

2017年の「BCNランキング」で、国内Androidスマートフォンの市場シェアトップ(20.6%)に躍り出たシャープ。

シャープは次世代iPad用にIGZOディスプレイの受注確保を狙っている、とサプライヤーの動向に詳しい台湾メディアDigiTimesが報じています。

■実際にシャープの商品を好感する声も多い

@Shimakaze0823 シャープいいですよね(*´ω`*)実は、自分がAQUOSを購入したきっかけはパッパが使っていてそれで自分もAQUOSにしたんです(*^^*)

母さん、そろそろ我が家もテレビを買い換えんか。SHARPのAQUOSがいいらしいぞ。

AQUOS sense
性能も現在では必要十分で国産スマホ特有のおサイフケータイ機能もあるし、同じ国産格安のarrowsとかより絶対いい感じのスマホ

とうとうスマホを機種変更しました。
今度のはAQUOS R・・・かなり使いやすいですし、画面も綺麗で軽い!大事に使いますわ(・∀・;)

AQUOSの4Kテレビ買ったんだが…
メッチャ映像綺麗だわ!
買ってよかった!

■今後はテレビ事業の回復を参考に「他の分野」の業績も上していくという

「大幅伸長を達成したテレビ事業での協業モデルを、白物家電や通信分野でも展開していく」

さらに、ビジネスモデルの連携では、鴻海グループの子会社であるFITと、車載カメラ事業における合弁会社設立を決定した

白物家電・スマホ・太陽電池の「スマートホーム部門」と、カメラモジュール・電子部品など「デバイス部門」の2部門は、それぞれ倍増を目指す

■シャープが復活した理由の一つとしてあるのが「スピード経営」

鴻海流の経営で現在の世界市場に対応するようになったことが、間違いなく現在の好調の理由です」(中田氏)その鴻海流の経営とは、「経費削減とスピード経営」

経営不振に陥っていたのは、以前のシャープが市場の変化に対応できていなかったため

鴻海グループとの技術交流会を継続開催したり、8Kや5Gなど、両社が持つ最先端技術を融合した新たな商品の開発を加速した

鴻海グループとシャープとの交流もハイスピードで行ったということです。

■スピードを重視してベンチャーと融合する企業も増えている

大手企業とスタートアップ企業とのオープンイノベーションを目指した取り組みが活況を呈している。

うまく連携できれば、イノベーションエコシステムを生み出せるはずだ。そのために東急電鉄では、ベンチャー企業を支援するアクセラレートプログラムを提供している。

大企業と中小企業で、もっとも違うのは「スピード感」だろう。判断や処理のスピードが速ければ多くの仕事をこなせるし、選択肢も増やせる。

■これからは「スピード感」が大事になるのかもしれない

完璧を求め、もしくは失敗を恐れ、動かずにいることは、逆にリスクなのだ。経営者の言葉は「計画に“失敗”も包ませよ」と伝えている

プロ経営者は驚くほど決断が早く、数分で決めて実行に移されている方が多くいらっしゃいます。社員は待ってくれても、マーケットは待ってくれないから

大企業病に罹ったままでいると、海外の企業に買収されたりなど、いつかとんでもないことになる

Sorry, comments are closed for this post.